塾講師を始めたら教育業界のウラ側が見えた話〜part.3〜
なんとパート3入っちゃいました。
というかまだ塾講師1日目までしか経過してないし。笑
現時点で4000文字。400字の原稿用紙5枚の読書感想文を「忘れてきました」で通し続けた僕だとは到底思えない。。笑
ではつづき、いっちゃいます。
今回は『事件勃発』編です。
初めての塾講師を経験してから4日後。
塾講師2度目が訪れた。まだ教えることに慣れてはいないが、前回で一通り経験したため授業の流れは理解できていた。
前回の主な反省点は
・生徒2人しか対応していなかったのに、時間配分が上手くいっていなかった。
・どのテキストの何ページから解いて欲しいのかの説明が抽象的すぎてスムーズに説明出来ていなかった。
・生徒が問題に手古摺っていて明らか動きが止まっていたのに、すぐに気付けなかった。
・生徒との信頼関係を築きたいがためにコミュニケーションをとりすぎて、生徒が問題を解くことに集中出来ていなかった。
その他にも細かい反省点がいくつかあったが、大きくはこの4つ。改善点を用意し、2度目の授業に臨んだ。
今日は3人の生徒を受け持つことになった。「この前2人でバタバタだったのに、3人って時間配分追いつかなさそうだ…」と察知し、事前に対策を考えた。まず始めた対策は、入り時間を早めたこと。多めに見積もって30分前に教室に到着し、書かないといけない書類や事務的な作業を先に済ませ、余裕を作っておいた。これで3人の生徒に集中して対応出来るし、余裕があることによって、事前に3人それぞれをどういう風に進めていこうか構想をゆっくり練ることが出来る。
前回よりとっても余裕がある中で、3人の生徒がやってきて、授業が始まった。その中の1人に、前回にも受け持った"高梨くん"がいた。そう。塾長が問題児扱いした生徒だ。(塾長は決して性格の悪い人ではない。あくまでも僕の解釈の問題である。そう。あくまで僕の受け取ったイメージの話なのだ。。)
この前の授業では、そこまで高梨くんへの対応に困らないのではと思っていた。しかし、この日の授業を通じて、確かに、高梨くんは他の生徒より少し対応がやっかいだと感じた。その理由は、コミュニケーションをとる機会が少ないところからきている。高梨くんは、教室に入ってきてから授業が始まるまでの時間や、休憩時間など、僕が1番余裕があってコミュニケーションをとりたい時に、必ずと言っていいほど携帯ゲーム機でゲームをしている。テニスか野球のソフトでゲームをしている。部活もテニスでゲームでもテニスをしているので、余程テニスが好きなんだなぁと思いつつ、、、会話が出来ない。仲良くなれず、高梨くんから信頼を得ることが難しい。というか現時点で僕に対する信頼は正直ゼロだ。
ただ、そんな高梨くんでも僕に話しかけてきてくれるタイミングがある。授業中だ。「ここから解いてみてね!」と言うと、そこからは僕に話しかけるモードに切り替わる。
ここからも分かる通り、高梨くんは勉強はしたくない!!というオーラがだだ漏れなのだ。そして、高梨くんは賢いと思う。どうすれば勉強しなくて済むのか、どうすれば嫌なものから1番逃れられるのかを知っている。授業中あまり問題を解かなかったら、宿題の範囲を減らしてもらえるという事を知っている。そして、出した宿題は間違っていたとしても「やってきた」うちに入ることを知っている。なので、あまり分かっていないままテキトーに解いても何も咎められないことを分かった上で、行動に移しているのだ。授業の始めには、必ず確認テストをして貰うのだが、その問題が間違っていて問題の解き直しになったとしても、それが授業時間を押すことになり、新しい問題を解く時間も減るので、結果宿題の量も減り、トータルで問題を解く量が減るという作戦をとっているのだ。しかも、これをし続けると自分に返ってくるという事を分かっていながらである。今自分がどういう状況で、何をしなければいけないのか分かっている上で、「勉強拒否」を選択しているのだ。僕の中学生の頃よりも非常に賢いと思う。
ただ、子供っぽいとも思う。
要は逃げているのだ。
逃げておけばなんとかなるとは思ってはいないだろうが、今ある状況から逃げたいという気持ちが強いのだ。
その原因となっているのが、母親だと判明した。2度目にして心を少し打ち解けてくれたのか、母親に対する愚痴を二、三こぼしたのである。
「いきなり塾なんか入らされて、勉強しなさいって言われ続けてるのと一緒。まぁ自分の部屋で勉強してるように見せたら何も言わなくなるからいいけど。」
「学校行事とかどうでもいい。して欲しくも無いのにお金かけて馬鹿じゃん。生産性無いし。でも出ろって言われるから行くけど。面白くない。」
これ、どちらも共通してるのが、親は「こうしなさい」と命令するだけして、理由や高梨くんのためにあるという事を伝えていないということ。
勉強は大事だからしなくちゃいけない。行事は楽しいから参加すればいい。
こんな理由で、子供は納得するだろうか?僕ならしない。「じゃあ俺は大事だと思わないから勉強しない」と逃げるだろう。この状態になっているのが高梨くんだと感じた。
しかし、だからと言って親御さんと触れ合う機会なんて1度も無い。塾長と親御さんが話をすることはあっても、講師との交流なんてまず無いだろう。
唯一交流が出来るのが、授業終わりに生徒に毎回渡す"連絡シート"。生徒がどんな様子で授業に取り組んでいたかを講師が記しておき、必ず親御さんに見せてハンコをもらうシステムになっている。ただ、ハンコは押されていても、内容をきちんと把握している親御さんは少ないかもしれない。
何故なら、親御さんが自分のお子さんのことを他人任せしている部分があるから。
それが悪いというわけではないと思っている。
ただ、お子さんの意思を聞かずに無理やり塾に通わされ、「子供のため」と言いつつ本当は「自分が周りの人から変に思われないようにするため」という理由があることに問題があるように感じる。それで塾が自分の子供の成績を上げてくれなかったら「何してくれてるのよ!!」となる。
なにかおかしくないですか?
子供に自分の価値観を押し付けてどうするんだ。どうにもならないし、お子さんがかわいそう。勝手に未来を決めつけられるんだから。
塾生が帰ってから、少し塾長さんと話をしたが、塾長さんも話が通じにくい。何故なら、お金が絡んでくるから。塾長は大体が経営者を兼ねている。なのでお金を払ってくれる親御さんのワガママに応えるサービスになりがちな塾が多いということに気付いた。
これは問題だ。
塾長さんとは軽くケンカになったが、何のために塾をしているのかの点を塾長さんに意識してもらう機会になったのではないかと思う。
軽いケンカの末、高梨くんのことは僕が大体引き受けることになった。
ここからが本当の意味でのスタートだったと思う。
…今回も長い!
なのでまだ続きます!笑
続編をお楽しみにヽ(´▽`)/
ただいまPart.2
また舞い戻ってきました。
ただいまです。
(前にも言ったことがあるような…)
ブログを再始動しようと思ったのはいくつか理由があります。
1つは、ブログを中断してから今日まで、目まぐるしく環境が変化していたので、一旦整理したいなと思ったことが大きいです。
2つめが、環境や周りにいる人が変化して、教育や福祉の事情に関して考えることが多くなったので、本当の生の話を伝えられるなと感じたからです。
そして3つめが、「本当の情報を受け取る」ことの重要さを知ったからです。今の世の中では「ウソ」が混在しているということ、それが本当なのか検証することが困難になっているということ、本当の情報が手元に届きにくくなっていることが、この数ヶ月でよく分かりました。であれば、自分が発信することによって、なにか役に立つことがあるのではないかと思い、ブログ再開を決めました。
以前投稿していたものの続きもせっかくなので書きます。
是非コメントも欲しいです。ディスカッションしたいです。目に見える繋がりの方が大切ですが、目に見えない心の繋がりも重要だと感じているので、是非コミュニケーションしましょう。徐々にSNSも再始動していきますので、これから改めてよろしくお願いします!
塾講師を始めたら教育業界のウラ側が見えた話〜part.2〜
前回のつづきから。
題して『初授業編』。
初めての塾講師アルバイトの日。
ドキドキそわそわしながら塾へ向かった。
この日受け持つ生徒は2人。少人数制の塾で、普通は講師1人につき4人の生徒を受け持つことが多いそう。何もかも初めてなのだから、受け持つ生徒数が少ないのは当たり前なのだが、通常の半分の人数ということに多少不服はあった。でもその分生徒と密にコミュニケーションがとれるとプラスに考えた。
授業が始まる30分前から準備をし、塾長から注意事項を教えて貰った。今日持つ生徒は中3の男の子と中2の女の子。こういう特徴の子だよといった話は全然無かったのだが、最後にある一言を言われて僕の表情が一変した。
「この男の子はやる気がまるでなくて、少し困ってはいるんだよね。」
…それって遠回しに "The 問題児" って言ってませんか?!塾長?!しかも対策言ってくれない!全部任せたぜって事か?!無責任かよぉ。。
しかも初めて塾講師になる僕に、「塾長が困っている子」を受け持たせるなんて、なんというか鬼畜です!
とまぁ色々な感情がこみ上げながらも、爽やかな笑顔で「わっかりましたぁっ!」と返事をした。
そこからが大変。あと15分ほどで書類の記入やらどこを教えるやら、そして男の子とどう接するかやらを必死に考えないといけなくなった。
75分×2コマ分の指導方法をノートに箇条書きしたは良いものの、生徒の前でそう簡単にノートを広げることは出来ない。なにせ殴り書きしてあるため、生徒に見られると信用を失いかねない情報となっている。
「こんばんは〜」
「はい こんばんは〜!」
生徒がやって来た。
見返していたノートを途端に閉じて、蔓延の笑みで挨拶。塾長が「今日は初めての先生やね、かんにん先生!」と生徒を席に誘導し、「初めまして〜。かんにんです!よろしくね^ ^」と、さっきまでの鬼の形相はどこにいったのやらと思うほどの爽やかさで対応し、ついに授業が始まることとなった。
<現情報> (※偽名やウソの情報混じり)
・高梨くん
中3男子。テニス部所属。F1が大好き。勉強と親が大嫌い。
・四葉さん
中2女子。バドミントン部所属。数学と理科が苦手。
この日は数学を受け持った。
授業を始めて真っ先に感じたのは、距離感が離れすぎててツラい!そりゃあそのはず。初対面でいきなり勉強を教わるんだから。なんとか距離を縮めようと世間話を交えると、まるで勉強しない。持っていたペンを置いてペラペラ話しちゃう。
塾だって時間が限られていて、その中で出来るだけ勉強するモチベーションを高めないと、お家での自主勉強が厳かになってしまう。それを防ぐためにも、教えられる人がいる環境でいられる時間を最大限に活かして欲しい。要するに出来るだけ問題を解いて欲しい!なので、講師はそれぞれの生徒が問題を解きやすい環境を探って、創造していかなければならない。
…さすがに1日ではキツいでしょ。笑
でも、今日のうちに情報はゲットしておいて、次回に生かさないといけない。ひたすら行動パターンや性格を探りに探って、メモしまくった。
すると、時間がなくなった…(焦)
次回までにやってくる宿題や、やってきた宿題が理解出来たか確認するための小テストを次回のはじめに行うのでその範囲を、生徒に伝えてサヨナラしないといけない。生徒は授業が終わったらとっとと帰って別のことをしたいものだ(幼少期の経験談)。帰るのが遅くなるとイライラしてくるだろうから、殴り書きで連絡事項をメモして生徒に渡し、満面の笑みで見送った。
その後もまだまだ作業はつづく。
まずは、次回自分が休んでしまった時に他の講師がスムーズに授業が行えるように、宿題や次回どこをやって貰うかなどメモしておく。そして勤務時間の記入など個人的な雑記を済ませる。
最後に、今日の反省。生徒が完全に居なくなり、他の講師も帰られて、塾長と2人きりになっての反省会となった。
塾長が、「どうでしたか?」と聞くモードになったので、「全然ですね。〜〜〜という感じでした。」とダメダメな状況をアピール。
すると、「まぁ今日は初めてだったもんね」と慰めてもらったかと思うと、そこからダメ出しのオンパレード。1つや2つのダメ出しではない。メンタルはズタボロだ。真っ当なことをおっしゃっているため反論なんて出来やしない。
ただ、1つ気になる発言があった。
「こうすると親御さんが『塾辞めます』と言いかねないからね。」
…ん?
…塾って親御さんのためにあるの?
僕の頭の中にはいくつもの疑問が生まれた。
確かに、お金を出すのは親御さんなので、親御さんからなにか要望があれば受けるべきである。それは間違っていないと思う。
ただ、親御さんの考えや行動が子どもにとって良くない時に、ちゃんと伝えられているかがとても気になった。
あくまでも主役は母親ではない。子どもなのである。
塾に通わせようとする母親は「自分の子をもっと勉強させよう」とする理由で通わせようとしている傾向にあると思う。いい高校や大学に通わせたいと。
でも、現代では学歴なんてあまり関係なくなっている。個人の性格や実力で判断されることの方が多くなっている。もう学歴社会ではないのだ。
ただただ「勉強しろ!」と口酸っぱく言われても、子どもは反抗したりと逆効果だったりするのだが、このまま塾に通わせても「勉強しろ!」と言われているのと同じ効果になってしまうのである。塾がさらに逆効果を生んで"何でも反抗する性格"を作り上げてしまう恐れがあることを親御さんは理解しているのか?
理解されていない親御さんも多い気がする。そして塾側も伝えられていないような気がする。教育しているはずなのに、正しい教育がなされていないのではないか。
正直、初めての授業をして、もうアルバイトを辞めたいと思った。内部を変えているのには半年のアルバイト期間だと無理があるからだ。
でも非常に悔しい。
なんとか子どものためになりたい。
教育に対する知識が全然無い自分が携わることで、もっと逆効果を生んでしまうかもしれないのだが、でも変革を起こさないとなにも変わらない。親御さんも子どもも塾も変わらない。
なんとか良い世の中にしていきたい。
とただのアルバイト生が感じた初めての授業でした。
….ここまでで約2500字。
また長いな。笑
すみません。笑
またまたつづく。
<かんにんFacebook随時更新中>
塾講師を始めたら教育業界のウラ側が見えた話〜part.1〜
これは、僕自身が塾のアルバイトをした時のことをつらつらと語った経験談になる。学校や保育園、塾、会社の新人研修など、教育機関で働きたいとか、そういった教育機関の現状がどのようなものなのか気になっている方には、いい参考資料になると思う。ただ、僕の性格上1つの事柄を大きく広げて考えてしまうので、飛躍した部分があることを了承して読んで欲しい。あと、企業に関する情報は極力公表せずに書いているので、抽象的な表現が多いことも許して欲しい。
今まで、僕は教育業界に向いてるんじゃないかと思ってた。元々人になにかを教えるのは好きだし、教えた子が成長した時の喜びは忘れられない。就職活動していた時も興味をそそられていた。しかし、教育機関で職務体験をしたことは一度も無かった。教育を受ける側しか体験したことがない。だからこそ興味が強かったのかもしれない。
急遽アルバイトをしなければならないとなった時、駅のホームにあるアルバイト情報誌やら、スマホで見れるアルバイト情報サイトやら、とにかく求人広告を漁って良いバイトは無いか探していた。しかし、結局どの求人広告を見ていても家庭教師や塾のアルバイト募集に自然と視線がいっていた。
最も目に止まっていたのが、家の近所にある小さな塾の求人広告。時給は安めだったが、急募と書いてあり、すぐに雇ってくれそうだと直感した。それに、まだ受験を控えてない学年の中学生も教えられるということが書いてあった。中→高→大とエスカレーター式で受験も無く進学できるマンモス校の下であぐらを掻いて、のっほほーんと過ごしていた低脳大学生にとって、正直魅力的でしかない。
もうこれだ!!!
という具合に。
すぐさまポチッと応募し、後日面談が行われた。小太りの叔父さん先生すなわち塾長がやって来て、小一時間ほど話したあと、後日一度見学しに来てくださいと言われ、ほぼほぼ勤務決定となった。
やっほほーい!!!!!!!
速攻バイト決定!!!!!!
とその時は思っていたものの、帰り際よくよく考えてみると、おかしい。
僕は「マンモス校に中学受験して以降受験経験はありません。単位を落として大学留年しました。半年後卒業なので、半年しかバイト出来ません」と馬鹿正直に答えた。僕が塾長なら、「お帰りください」と即刻退場を願うレベルだ。なのにも関わらず、即日ほぼOKて、どれだけ講師人数足りてないんだ!?と、もしかするとなにかワケありの塾かもしれないと頭をよぎっていた。
早速翌々日に見学しに行くと、途中からアルバイト応募の人がやって来て塾講との面接が始まった。
案の定、講師が足りてない様子だった。講師1人に対し数人の生徒を対応する少人数制の塾だが、春季講習でそれなりに生徒がいるのに対し、講師が10人と満たない。講師陣が抜けたとかあったのかなと少し不思議に感じていると、どういうわけか通常時の生徒の数も少ないことが判明した。去年と比べても大分少なくなってるらしい。
…相関関係がありそうだぞこりゃ。
探りを入れようにも、聞きにくい質問なため徐々に暴いてやろうと企み、塾長に「来週からは何日でも何時からでも出勤可能」と伝えて帰路に着いた。
見学の日から1週間ほどが経ち、やっと春季講習が始まったので、「これでガッツリ稼げるぞ〜!」と意気揚々としていた。しかし、貰ったシフト表をよく見てみると…
週2しか入ってないじゃねーか!!
全部で週5000円も稼げないのかよ!!
新人にも関わらず、いきなり週2も持たせて貰えたことに感謝すべきところだったろうが、その当時は悲惨な塾講ライフが到来したと真面目に思った。
それも無理ない。今まで時給1000円で1日中入れる派遣のアルバイトばかり入っていたので、土日2日で2万円近く稼いでいた頃と比べると、天と地の差のような感覚に襲われたのだ。それに、半年分の学費を稼がなくてはいけなかったために、お金への欲求が強すぎていた。
初めての授業に向けて、事前に塾講から様々な指示があった。正直覚えられるかな?と思うくらいあった。必死にメモして後で見返せるようにした後、そうしろと言われた訳ではないが、生徒の名前や中学校名を覚え、仲良くなるためのコミュニケーションワードをひたすら考えた。
なにせ、初対面の子供相手に勉強を教えて親からお金を貰うんだ。子供は警戒しやすいし、第一印象次第ではすぐには心を開かないことだってよくあるはずだ。
何故ここまで慎重に考えていかかというと、僕は大学2年生の頃に人間心理学にどハマりし、コミュニケーションや営業など、心理学系統の授業やらセミナーやらを受けまくっていた時期があるからだ。
はじめは自然な笑顔で丁寧に接し、相手に質問をしてプロフィールを聞き出す。聞いた質問の分、自分のプロフィールを明かし、平等の立場を築く。打ち解けたところからフランクに喋り始める。
といった具合のHow toを考えておき、授業の内容やら塾長から聞いたことなど、今まで全然使っていなかった頭をフル稼働して詰め込んだ。
そして初授業に挑んだ。
…まだアルバイトすら始まっていないのに、ここまでで2000文字超えた。マジでか。
これパート1にしますね!
次回パート2までお楽しみに!
にんっ
<かんにんFacebook随時更新中>
営業マンもいよいよ"働きがい"を求める時代か
どうも!
また遅寝遅起きになりつつある、かんにんです!
昨日、大学でとてもお世話になった先輩と久しぶりに飲みに行きました。しばらくお会いしていなかったので、話もすごく盛り上がり、つい色々聞きまくってしまいました。
かんにん(以下か)「最近お仕事はどうですか?車のディーラーですよね。」
先輩「いやぁ、ヤバいよ。もう会社辞めたいもん。笑」
か「え!?もうですか?!だってまだ1年目ですよね?営業でそんなに嫌になるってことは、飛び込み営業ばっかりとかですか?」
先輩「そんなの当たり前。1日に何十、何百軒も見知らぬ人の家のインターホンを押さないといけないんだよね。」
か「ほんとその名のとおり飛び込みですね。いきなり押しかけるのに車なんて高価なもの買ってもらえたりするもんなんですか?」
先輩「たまにね。激ムズだけどね。話さえ聞いて貰えたら、日を改めてお店に来てくれるまでの技術は身につけたよ。」
か「え、めちゃくちゃ優秀層じゃないんですか!?それ!」
先輩「とってくる件数で見ればいい方だね。まだまだだけどさ。」
か「いやぁ凄いじゃないですか!なのになんでそんな会社辞めたいんですか?残業ハンパないとか?」
先輩「まぁそれもあるね。20時までいたのに19時までって書くの当たり前だし」
か「…それブラックって言われないもんなんですかね?」
先輩「ディーラーって何処もそんなもんだよ。でも、それはまだ許せるかな」
か「じゃあ何が嫌なんですか?」
先輩「飛び込み営業を強要してくるとこ。」
か「…え、営業の仕方って人それぞれじゃないんですか?」
先輩「いや、営業とはこうあるべきだっていうのを押し付けてくるんだよ。とってきた件数より、飛び込んだ件数とか断られた件数の方が評価される。『これが経験になるんだ!』って。」
か「いやいや、飛び込んだからって良い営業マンになれないでしょ。だって、いきなり営業マンが家に来られても、普通に考えたら嫌がるだけじゃないですか。心開いてないし。」
先輩「そこなんだよ。飛び込み営業自体、良い営業の方法じゃないんだよ。なのに、強要されるからしないといけない。」
か「それは辛いです。しかも契約した後からクレーム来やすいんじゃないですか?」
先輩「おおいよ。でもそれも、クレームが多い方が評価されやすいんだよ。」
か「…なんか頭イかれてますね。」
先輩「だろ?だから辞めてやるんだ。まだ辞めねぇけど。」
・
・
・
と、愚痴って帰られました。
今「働きがい」とか言われている時代にもまだこんな会社があるんだと驚いてしまいました。もうちょっと頭を使って評価方法などを変えたら、会社にとっても社員にとっても良くなるのに。
でも、先輩が「ディーラーってそんなもんらしいよ」と口癖のように言っていたように、この業界では当たり前と思われているから変えられないのではないかと思います。
おそらく、この会社は近い将来人事の仕組みや教育方法を変えていかないと、10年後くらいには経営の危機になるか、もしくはブラック企業のレッテルを貼られるかになると思われます。
先輩のような若手の「デキる層」は、すぐ転職しちゃいます。こんな会社でずっと働きたいとは思わないですからね。そして他の会社に引き抜かれます。残った社員は優秀じゃない普通層、そしてダメ社員です。このような状況で経営状態が良くなるわけがありません。厳しい経営状況になります。今まで変化出来なかった企業なのですから、そんな時にも社員の育て方を変えず、代わりに1人あたりの仕事量を増やすことになり残業を増やさせたり、効果の薄いはずの飛び込み営業をもっと強要させたりと、さらに間違った方向へ舵を切ります。
するとどうでしょう。経営状態はもっと悪くなり、そして社員満足度は最低に。皆辞め出すか、反乱を起こすか、とにかく何かしらの事件が起きるでしょう。
まだ社員"働きがい"を考えていない業界があるという意味では、僕の先輩と同じような営業の強制をしている企業は、人材育成の方法を少し変えるだけのことが一種のイノベーションになるのではないかと感じました。
どんなに給料が貰えたとしても、気分の悪くなる仕事なんてしたくないものです。ノイローゼになっちゃいます。
就活生は企業選びにこういう視点も必要ですよ!
今度こういう記事書きますね。
ではっ!
にんっ
本嫌いが語る「読書が嫌いな3つの理由」
どうも!
Twitterも開始しました、かんにんです!
さて。
昨日、読書の習慣をつけると宣言しました。
でも、昨日も言ったとおり、大の本嫌いです。大学に入学してもうすぐ4年になりますが、その4年で読んだ本の数は、授業で使った本を含めてたった10冊くらいしかありません。
「読まな過ぎでしょ!」
「本読まない人はクズ」
とよく説教されますし、僕自身も本は読んだ方がいいって分かってはいるんです。分かってはいるんです!
でも、読めないんです!
読み始めたとしても、なかなか最後まで読めないんです!
実は自分でもなんとかしたいんです。
色んな本を読んで、感性のある人間になりたいんです。
まずは、本嫌いの原因を探ってみましょう!
①読むのがビックリするくらい遅い
あなたは、本を1冊読みきるのにどれくらいの時間がかかりますか?数時間で読めますか?テレビやディナーショーで大活躍中のメンタリストDaiGoさんは、毎日20冊もの本を読んでいるそうです。
私からすると「はぁ?!」です。笑
20冊なんて、今の僕が読みきろうと思ったら、1年かかるんじゃないでしょうか。はい、かかりすぎですよね。分かってます。それくらい、読むのが遅すぎるんです。
これだけ読むのが遅いと、途中で飽きちゃって、ビジネス本だと大体内容が分かると「もう言いたいことわかったからもういいよ!」と投げ出しちゃいます。
読むことに対しての苦痛が、本嫌いを生み出している1番の原因だと思います。
②買った時点で満足している
僕の部屋には、70冊ほどの本があります。そのうち半分くらいが完読できていません。手をつけたとしても、最後まで読みきれていない本もあれば、そもそも買ってから手をつけていない本も多数あります。
この本を読みたいと思って買ったはずなのに、手すらつけていないというのはおかしな話です。でも、これが、起きてしまっているのです。
なぜなら、「○○という本を買った」という行動をした時点で、○○について理解した気分になって満足していまっているからです。
現に、僕は20冊以上未読の本があるのにもかかわらず、並べてある本を見るだけで満足気になります。
こりゃ読めないわけです。「読む気がない」の裏には、こういう現象がおきているんですね。
③内心「役に立たない」と思っている
これは僕個人の原因なのですが、意外と本嫌いの人達も共通するのではないでしょうか。
読書は後々役に立ちそうだなと思いますし、本を読む人はよく優秀層にいることも事実です。だからこそ、人生の先輩はよく「今のうちにいっぱい本を読んどけ」と助言をいただきます。
でも、正直本を読んだだけでは何も変わりません。読書をしたところで、それを基になにか行動に移さなければ、効果なんてありません。
僕は、本を読んだだけで行動には何も移していない人を、幾度となく見てきました。その人達は、僕とレベルが変わりません。むしろ僕の方が優秀なのでは?と思った事もあります。そういった経験から、僕は「本を読むことは大事!」と口では言いつつも、どこか心の中では「本を読んだところで、別にデキる人になれるわけじゃ無いのでは?」と思っている節があったわけです。
こんな状態で嫌々読書していても、そりゃ投げ出したくもなりますよね。無理もないです。
自分について分析してみましたが、ほんとダメ人間なんだなぁと落ち込んできました…笑
でも、これから変わるのです!
逆に言えば、この3つの原因をクリアさえすれば、本を読むことが苦にならなくなるかもしれません!
それを目指して頑張るぞっ!
にんっ
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